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現場作業中に見つけた


ある工場の駐車場を測量してたら、外周のフェンスからたわわに実ったアケビがたくさNぶら下がっていました。

大抵、虫食いか、空っぽなのに、見事にその実を残しており、仕事なんかしてる場合じゃないと、夢中でむしりとったのでした。

以前、子供がおいしいと言って食べていたので、喜ぶだろうと持って帰ると、なんとなく迷惑そうで、次の日には小ハエがたかり、嫁も迷惑そうにしていたので、誰も口にすることなく、生ゴミとなりました。

昔の甘味に飢えた子供達ならまだしも、野暮ったく、食べる所も少ないアケビは、秋の味覚としての輝きをとうの昔に失くしていたのでしょうか。

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